暮らしの。こと。モノ。きもち。

~なにものでもない わたしがここにいる~

子育て中は、いつになっても気づかせてもらえてます。

今日は、この間むすめと話してて、はっ!としたことを。

わが家には高校1年生のむすめがひとりいます。もう、お誕生日を向かえているので16歳になっています。わたしも、母になって16年。
もう、16年も経つんや~!!この16年は、とても貴重で大切なトキを過ごさせてもらいました。

* * * *

先日、今度、旅行に行くところの雑誌を見ていたわたし。


わたし:「日本三大名園って、金沢の兼六園と、岡山の後楽園と、ん?・・・・・・・???」
    「ん?みずと??? すいと???・・・ん?どこの偕楽園?」

それを聞いていた父「・・・みと、か?」

わたし:。。は、恥ずかしすぎる(>ー<) 「うん。フツーに水戸やった。。」

むすめ:「ぎゃははははは!!!」

わたし:(;>△<;)はずかしい~~~~~➘➘➘

自分でも、びっくり!!なんで、水戸がふつ~に読めへんかったん?ありえへんし!!もう、おばかやんっ❢はぁ~、ないわぁ~。。
という気持ちを、むすめにしゃべってました。(日本三大名園が、スラスラ出てこない時点で。。アハハハ^^; )
すると、むすめが言うんです。

むすめ:「あるある~。そんなん普通にあるで。」
    「自分でびっくりするけど、わたしもそんな時あるし、“えぇ~~~!?”って思う思う。」
    「お母さん、ふつ~にあることやわ。笑」「笑えるけどなぁ~~~、ぎゃははははは!」


って、言ってもらったわたし。ふっ、と気持ちが軽くなりました。
そんなたいしたことではないかもしれないけれど。
でも、自分が「ないわ~~~!!」って、恥ずかしくなっていることに「あるある。普通にあることやわ。」って言ってもらうって、こんなにやわらかいことなんや~♡と感じました。


で、思ったんです。これが、逆やったら?

「えぇ~~~、水戸くらい普通に読んでよ。」「漢字、弱いんじゃないの~?」って、口には出して言ってないにしても、わたし、チラッって思ったかも(T▽T) つい、漢字力で判断してたかも。っていうか、普段からむすめが、漢字の勉強してて、読めないのが出てくると「え~~~、頼むわぁ~。それくらい読めてよ~!」とかって言ってるとき、あるよ~。。。(>O<)

* * * *

わたし、思うんです。子育てしてて、子どもと親、どちらが優しいかって言ったら、断然子どもやろなぁ~って。
もう、無条件に優しいなぁ~。。って。

それは、こちら(親)が思うようなお手伝いをしてくれる、とか、都合よく動いてくれる、とかではなくて。親子の暮らしの中に溶け込んでいる優しさ♡

例えば、わたしにも経験があるんですが。ごはんを食べていて、お茶をこぼします。
子どもがこぼしたら、「あぁ~、もう、何してんの!!」って、すぐに口から出てしまいます。
そして、「ほら、もう、拭くからどけて!」あるいは、「ほら、もう、さっさと拭きなさい!」とかって、続くわけです。
子どもは、小さければ小さいほど、「ごめんなさい。」とうなだれてます。

それが、わたしたち親がこぼしたら。
子どもは、「お母さん、大丈夫?」って必ずっていっていいほど、言ってくれます。(これもまた、小さければ小さいほど言ってくれます。)

この違いたるや、雲泥の差。

こういう優しさ、子どもの方が絶対大きいと思んです。

わたしたちは、つい○○してくれたら・・・のように条件付きみたいな見方をしてしまうときがありますけど。子どもは、わたしたち親がどんなであれ「大好き♡」って寄り添ってくれています。
16年間、子どもと接してきて、子どもが小さいうちは必死でなかなか気づけなかったり、わかっていても気持ちが付いていかなかったりしていましたが、今 少し落ち着いて見れるようになってきて、ひしひしと感じています。
それでも、上の話じゃありませんが、子どもに対して「はぁ~?」みたいなことを言ってるとき、いっぱいあるんだと思います。
子育ては、子どもがいくつになっても、その時々のところでいろいろ気づかせてもらえます。わたしも、こうして育ててもらってるんだなぁ~と思います。

前にも書きましたが、むすめは、小学校・中学校と、学校に行っていない時期がありました。
  ↓最後の方に、チラッとだけ書いた記事。
kurashinokatati.hatenablog.jp

そういうことがあって、やっと落ち着いて子どもを見れるようになってきたんです。そして、わたしも母にしてもらえてきました。(まだまだ途中ですが^^:)
今、むすめは高校生になって、学校へ行き、部活動もして、塾にも通っていますが、これは決して当たり前のことではありません。
むすめが16歳になるまでに、母子でいっぱい経験してきました。それがあるからこそ“今”がある。
この経験は宝だと思っています。どこから書けばいいのか、何から書けばいいのか。わからなくて、先延ばしになっていますが。
これは、大切な経験と気持ちなので、ゆっくりじっくり書きたいと思っています。

決して、焦らせてるわけじゃぁ、ありませんから~~~~(*^▽^*)笑。

そして、これからの経験もぜ~んぶ、宝です♡
そんな、宝を残しておきたい・・・と思って、ブログをするようになったんだっけ。じゃあ、もうちょっと更新率上げないとね~笑♪