暮らしの。こと。モノ。きもち。

~なにものでもない わたしがここにいる~

今年になって辞めようと思っていること。② ~何かが書き変わった?~

先日、今年になってお酒を辞めようと思っていることを書きました。

 

kurashinokatati.hatenablog.jp

 あんなに飲んでいたお酒。

4~5年前までは、ほぼ毎日飲んでいて・・・そして、ここ数年は辞めたい気持ちがあっても、なかなか辞められなかったことを書きました。

人間って「辞めたい!」あるいは「やりたい!」って思ってもなかなか決心がつかなかったり、続けられなかったりするもの。

 

わたしの場合、そのひとつがお酒でした。

たしなむ程度に楽しめていたら「辞めたい」とまでも思わなかったのでしょうが、お酒で数々の失敗もしています(;∀;)

そのたびに「今度こそ辞めるぞ!!」と思うわけですが、【喉元過ぎれば何とやら】で、また性懲りもなく飲んでしまうんです。

ここ数年は、そんな感じで気持ちの中に「辞めたい」と「まぁえぇやん」が混在してました。

 

でも、それと同時に、少しずつ暮らし方には変化が見られていました。

ミニマリスト、断捨離、丁寧に暮らす..などのキーワードが、ちらちらとわたしの視界の中に入ってきて。よく分からないながらも、どこかでは意識をしたりもしていました。

また、食事に対する気持ちにも変化がありました。

お酒を毎日のように飲んでいたころは、外食、中食(お惣菜やお弁当など、テイクアウトして家で食べること)、宅配、等などでお腹を満たすことが多く、自然とおつまみ系のものばかりを好んでいました。

なので、まぁ平日は家で作ることもありましたが、土曜日・日曜日・祝日などは、ほとんど作らず・・・。そのため、食材を痛めてしまうことも、しばしばありました。

旦那さんの実家が農家さんなので、たくさんお野菜をもらったり、また、わたしの実家でも母が趣味で家庭菜園をしていましたので、これまたお野菜をくれたり。

そんな恵まれた環境にいたのに。いただいたお野菜を使い切ることもせず、下処理をして冷凍保存しとくとか、そういうこともしないで・・・ただただ痛んでいくお野菜さんがたくさんありました。

今、こうして書いていても猛省です;;

 

そんな暮らし方をしていたわたしですが、少しずつ少しずつ変化してきました。

自分の家にある食材に責任を持つようになりました。

外食、中食、宅配などは、ほとんど利用しなくなりました。

自分の身体の様子に目を向けて、身体の声に耳を傾けられるように少しずつなってきました。

 

そして、お酒も日数が減り、量が減ってきて、いい感じと思えるようにはなってきていたのですが、やっぱり最終は辞めたかったんです。

それでも、好きなものはなかなか辞めにくい。

いざ辞めようと思っても、いつも条件付き。

・友だちとならOK

・旅行や出かけた時はOK

・お家飲みも少しならOK

だから、いつも気づいたら、そんな条件もあったけ?みたいな(^ー^;)

振り出しに戻る、みたいな。

その繰り返し。。。

 

実は、今回も「辞めるぞ!」と決める前には、新年早々二日酔い・・・三日酔い?になってました。

もちろん、今までもこうして失敗しては「辞めるぞ!」と思いながら、辞められなかったわけですが。

今回は、少し自分の中で様子が違っていました。

今までは、「辞めるぞ!」と思っていても、どこかで条件を付けていました。

でも、今回は「もう辞めよう。」と、意気込むわけでもなく自然に自分の中から「飲むのはおしまい」という気持ちが出てきました。

何故だかは、自分でも分かりません。

でも、もう飲まなくなって3週間。

――えっ?まだ3週間???――ってな感じかもしれませんが、わたしにすればスゴイことなんです。笑

この3週間、「飲みたい。」と思ったことも1度もありません。

週末になったら出てくる「飲もうかな?」「いや辞めとこうか。」「ちょっとだけにしとく?」と、思考がうるさくなることもありません。

きっぱり決められてることに自分でもビックリです。

 

きっと、わたしの中で「お酒はおしまい。」になったんです。

飲んでいて好きだった雰囲気 や、あのほろ酔い加減の楽しさという記憶の上に、より強く「おしまい」という決心が上書きされたんだと思います。

飲んで楽しい、リラックスもできる、等など、その記憶に支配されているとき、きっと辞めることはできません。気持ちでは辞めたくても、記憶がしっかり残っているから。

 

そういえば、何かの雑誌で読みました。

【依存症になっているとき。辞めたいのに辞められないのは、脳がその時の快感を記憶しているからだ】と。

だから、いくら気持ちで「辞めないと!」と分かっていても、脳が快感を覚えている間は、日々努力していかなければ辞められない、と。

 

まさしく、わたしのお酒も、脳が快感を記憶してるかもなぁ~と思いながら立ち読みしてました。(待ち合わせ中のコンビニでの立ち読みでした。^^; )

その辺りから、「じゃあ、脳の記憶も、もっと丁寧に暮らして気持ちよく過ごせて、充実感溢れてきたら、お酒の快感の記憶が書き変わるんじゃないのかな~?」と漠然と思うようになっていたと思います。

そんなふうに少しずつ意識しているものが、お酒から離れ始めていた矢先。

今年に入って、久しぶりに外飲みの機会があって。楽しくて美味しくて、ついつい『飲み過ぎ注意』も忘れちゃって。

みんなで楽しく過ごして、気持ちよくさよならをして、家でも「楽しかったなぁ~♪」なんて余韻に浸れていたのに。。。

その日の夜中から、急に気持ち悪くなってきて、二日酔いが始まりました;;;

そして、しんどくて気持ち悪くて、気力も体力も奪われているさなかに、

「あぁ~、もうここが辞め時やな。」

と、突然心の中に言葉が浮かびました。

今までのように「うぅぅぅ~~~~、もう飲まへん;;もう辞める~!」みたいなのではなく、ただただ静かに「もう辞め時や。」と思ったんです。

 

その瞬間、脳が書き変わったんだと思います。

丁寧な暮らしや、心地いい環境を意識してきた数年間が、少しずつ少しずつ、わたしの内で、その暮らし方に快感を覚えていたんだとしたら。

そして、今年に入って、ますます朝活が充実してきて、暮らし方ひとつで、こんなに気持ち良く過ごせるんだと知り、それがまた快感になっていたんだとしたら。

 

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きっと、お酒以上の快感を脳が記憶し始めていたのかもしれません。

その矢先、最近の暮らしにはなかった真逆の感覚に襲われて。

ある意味、中途半端にほろ酔いくらいだったら、たぶんまだ辞められてないと思います。

あれだけ苦しんだから(^▽^;) インパクト強くて、記憶が上書きされたのかもしれません。

脳は、突然の変化を嫌がる、受け入れにくい、という話も聞いたことありますから。

ここ数年の間に、少しずつ辞めることを意識していたのが良かったのかも。

その時は、「全然辞められへん!」「わたし、ダメダメやん::」って落ち込んだり、自分を責めたり、はたまた「なんで辞めやんなんのよ~!」って開き直ってたこともありましたが。

なんでも急には変われない。でも、意識していたら、そのうちこんな時がくるんですね。

 

まだ、飲まなくなって3週間です。だから説得力がないかもしれませんが・・・(^^;)

今は、とてもすがすがしいです。

ここまでくるのに随分時間がかかりました。何年単位でかかりましたし、もうキケンやぁ~ん (´△`;) の一歩手前?片足突っ込んでる?まで思ってましたが。(苦笑)

今は決められて、すっきりして、その方が快感に感じられます。

 

そんなこんなで今年は、お酒を辞めて、ますます充実した暮らしをしていこうと思っています。

あっ、母に「辞めることを決めた」と報告したら喜んでましたね。

そして、「えらいえらい」と褒めてくれました。笑

今まで、辞めようと思っても誰にも言ってませんでした。←ここに、“きっと辞められへん”感が表れてますね( *´艸`)

今回は、すぐに報告しましたから。

そして、褒めてもらって♡

単純に嬉しいです。45歳やけど。。笑